話術が凝りをほぐす!?

体の凝りとは無縁でした。というか、凝りというものに対して目をつぶっていた自分がおりました。「病は気から」のそれと同じように「凝ってるかな?」と疑ったその時が、凝りの始まりのような気がして「凝ってない凝ってない」と自分に言い聞かせて生きてきました。ところが、今年実家へ帰省した時に突然それは訪れました。朝起きたら・・肩が凝っている。それも尋常ではなく凝っている。これまで基本的に病院などにかからず自然治癒力に頼ってきた私。誰かの力を借りることは不本意でしたが、親の勧めもありマッサージを受けることにしました。(ここまで書いていて自分が偏屈なだけに思えてきました…)親の知人が通っているというそこには、目の不自由なマッサージ師さんがお一人、静かな佇まいで待っていてくれました。これまでマッサージと無縁だった私は、変な緊張感も手伝って「目が見えないのにマッサージできるって…え、すごい」始めはそんなことばかりが頭の中をぐるぐるしておりました。しかし、マッサージ師さんと話を始めると、なんだか緊張感もすっとほぐれて、初対面のしかも年代も性別も違う方なのにいつの間にか随分会話が弾んでおりました。マッサージ終了後、その効果のほどは実際のところあまり良く分からなかったのですが、何より思いがけない楽しいおしゃべりで帰り道は心が軽くなったようでした。結果的に、肩の凝りは実家から自宅に戻ってくるとふっと消え去ったので、環境の変化が原因だったのではないかと思います。私としては、マッサージで心の凝りを解きほぐして頂いたのが一番思い出深い体験となりました。

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